2012/05/18

“もと一つ”と宇宙の法則

悩み多き中学生だった私は、ある夜のラジオ番組で「心に悩みを持つ人は、私のもとを訪れなさい」と言われた言葉に心を打たれ、いつしかその番組で紹介された教会に通うようになりました。その後何度か通っていたのですが、急に家を出る時に不安が襲ってまいりました。なぜなら、私の家は仏教を信仰しており、家族の中で私一人が別の信仰を持つという事が心配になってきたからです。
しかし、その時心の中から「大丈夫、もとは一つなのだから」という声が聞こえてまいりました。
もちろん、その時の私には、その意味するところなどわかりませんでした。

その後、「もとは一つ」という言葉はとても心に残り、事あるごとに思い出すこととなりました。中学生の頃の私は、「この世はなんて生きづらいところなのだろう」と、悩んでおりました。学校にも家庭にも私の心が安らぐ場がなかったからです。

だから、せめて教会の中には心優しき方々がいて欲しいと思い通っておりました。平和を唱えながら一方では戦争をしている、その宗教に疑問を強く持ち、そこでその宗教は卒業することにしました。

しかし、大学入試を控えた頃には、「人は何のために生まれてきたのだろう。人は必ず死ぬのに、今私が苦しんでいる勉強にはする意味などあるのだろうか」、という悩みが出てまいりました。

その悩みは結婚した後に出会った本を通して解決することができました。魂というものが存在し、魂は永遠であり、人は魂を磨く為に何度も生まれてきているという事がわかったからです。しかし、中学の時に聞こえてきた「もと一つ」の意味は、その時はまだわかりませんでした。

嫁ぎ先には数十年入信している宗教がありました。結婚当初は、よくわからずにその教会に夫に言われるままに通っておりましたが、回を重ねる度にまた宗教に対する疑問が出てまいりました。この世の現世利益を一心不乱に念ずる姿に、とても耐えられませんでした。

私は、宗教というのは人の生き方や心の教えなどを学ぶ場だと思っていたからです。一方で、先祖供養の大切さも教えて頂きました。

しかし、夫が病気になった時、「あなたがもっと一生懸命に信仰しないからだ。先祖の供養が足りない」と責められ、とてもつらい思いをしました。その言葉を聞き、私は益々その宗教から心が離れてしまいました。

夫はこの世の学びを早く終え、天に帰りました。宗教の誤りに気づいた私は、その頃にはもう宇宙の真理、宇宙の法則について学んでおりましたので、夫の死もちゃんと受け止めることができました。その点は、とても感謝いたしております。

宇宙の真理とは、愛と調和、宇宙の法則とは、その一つが「原因と結果の法則」といわれるものです。多くの宗教では、「それはあなたの業です」とか、「業が深い」とか、「因縁」という言葉を使っているように思います。因や業という言葉には、善と悪の両方の意味があると思うのえすが、宗教の世界では、通常悪い行いを意味している場合が多いように思われます。

また、その悪い意味で使われる因縁という言葉に、とても苦しめられている方々も多いのではないかと思うのです。

この世の不幸のすべての原因を前世の悪い行いのせいにされていたり、先祖の供養が足りていないせいにされていることが多いように思います。

罪を犯さない人間などいません。どんなに小さな事であっても、誰かを傷つけたり、知らないうちに嫌な思いをさせたりすることもあります。それをすべて罪とするならば、誰もが罪を犯しているといえます。

罪を犯したと思ったならば、心から反省し改めればよいのです。心から誤ればよいと思います。そして改心した人のことは許したらいいのです。その時カルマは解消されます。

いつまでも因縁という言葉に苦しむことが、あらたな因を創ることになります。そして果が生まれてきます。その果をどう捉えるかで、また因がうまれる。その繰り返しです。

因には二つあるということです。善の因と悪の因。善の因をつくれば善の果が結ばれ、悪の因をつくれば悪の果が結ばれるということ。すなわち出したエネルギーが自分に返ってくるという宇宙の法則です。

先祖供養とは、肉体を頂いたご先祖に感謝をする事だと思います。そして先祖をずっとたどっていくとサムシング・グレート、“もと一つ”の存在にたどりつきます。私が中学生の時に心から聞こえた“もと一つ”とは、この存在のことだったのですね。

そして、私たちはこの“もと一つ”のご存在の分け御霊を一人一人が頂いております。私たちは、いわゆる「内在神」を頂いている尊い存在なのです。真実の私たちは、罪人や凡夫などではありません。

宗教は、この内なる神の存在に気づかせないしくみになっているということにも気づき、そして、その事に気づけたことで、内在する神のご存在の事を深く意識することができるようになりました。

ただ意識を向けたらいいのです。意識とはエネルギーです。この内在神へ意識を向けることで、一体とならせて頂くことができます。

大麻の衣は、もと一つのご存在と私たちの中に存在する内在神とを結んで頂く、高波動の贈りものです。宇宙の法則を共に学んでまいりましょう。そして、宇宙の法則に沿った生き方をしてまいりましょう。

この思いを共有できます方々と結ばれます事、心より願っております。
ありがとうございます。